言葉の遅い息子の話⑦@2歳半支援枠問題
で、
その数日後、
僕はいそいそとその幼稚園(A園)に見学に行きました。
文教地区にある私立幼稚園には珍しく、受験などはなく完全先着制で入園できると。
芸術に重きを置いていて、芸術を通して幼児教育をおこなっている。
新しくはないけれど、きれいな園で子どもたちも楽しそうにしている様子でした。
そしてそこでも、うちの子の入園には支援の申請が前提だ、ということ
そして、そのメリットを色々聞かせてもらえました。
個人的には、申請をすれば並ばずに入れて、
しかも特別に先生も増員してもらえるなんて
おいしい話だなぁと、ふんわり思っていました、僕は。
ただし、違いました。馬車妻は。
支援のメリットを加えて、園見学の感想を嬉々と報告したところ、
「そんな園行かなくて良い。」
は?
「だから、そんな園に息子入れたくない。お断りします!」
は??
なになに?今の僕の渾身の報告聞いてたの?この人。
機嫌が悪いだけ??
頭悪いの?いや、絶対悪くないし…
「私は、そんな所に貴族を入れたくない。
なぜなら、
理由①現状で「特別」というレッテルを園から一方的に貼られるのが解せない。
なぜなら、たとえ発達に遅れがあったとしても、それは、医療者にすら確定診断できない経過観察程度であるのに、
しかもこちらも望んでいるわけではないのに
それを強引に、特別枠でないと入園させないという、園の強硬なスタンスに『悪意すら感じる』
理由②「特別枠」ではいると、いつまでたっても「特別な子」という理由で、必要以上に
手をかけられすぎたり過保護にされたり
常に特別扱いされる可能性を感じる。
以上です。
だから、悪いけれど別の園にも行ってきてくれる?」
は、はぁ…かしこまりましたお嬢様。
僕は知っている。
馬車妻が、箇条書きでモノを言うときは、
相手を本気で論破して、さらにそれでは飽き足らず、
ボッコボコに叩き潰そうとしているときだ。
やばい、これは、かなり怒っている。
ここで、省エネ入園案、終了のお知らせ…
と、僕は悟った。
僕の説明の仕方が悪かったんだろうか…
「そんな園、貴族には向いてない。願い下げだよ」
そっぽを向きながら、馬車妻はダメ押しでつぶやきました。
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